「180°開脚できるようになりたい」の落とし穴

ダンベルだんべーヽ(´▽`)/

運動を通して人・まち・世界を変える

スポーツトレーナーの吉田大祐です!

「180°開脚できるようになりたいんだけど

どうすればいいですか?」

というご相談をいただくことがあります。

その時に僕が考えるのは、

 

なんで?

 

です。

新体操やフィギュアスケートやバレエなど、

表現系の運動をされている方であれば、

重要事項です。

ただ、通常の生活をされている方、

スポーツを楽しみたいという方、

もう少し言えばアスリートでも、

180°の開脚が必要な方って

いません(キッパリ)。
それどころか、害さえあります。

 

なので、僕はあまりオススメしません。

理由をお伝えしますね。
ーーーーーー
「身体は柔らかい方がいい」

「だから開脚ができた方がいい」

と思う方が多くいらっしゃいます。
確かに硬すぎるのは良くないです。

ただ、柔らかすぎるのも良くないです。

適度があります。

関節には「参考可動域」というものが

設定されています。

通常動くのはここまでですよ〜

という角度のことです。

これを超えると

通常以上に関節が動く、

「関節が緩い」という

状態になります。

すると何が起こるかと言うと、

関節に負荷がかかった時に

骨がずれたり外れたりする

「脱臼」です。

 

ええっ!ダッキュウ!?

 

 

関節を守っているものには、

筋肉、腱、靭帯、関節包(袋のようなもの)

などがあります。

脱臼はしなくとも、

関節が緩いところに、

負荷がかかることで、

これらを痛める可能性が出てきます。

体をただ単に柔らかくすると、

ケガのリスクが増えるということです。

ーーーーーー

柔軟性が高い

関節が緩い

は紙一重です。

ではどう考えればいいのか?

今の柔軟性を自分の筋力で

コントロールできるようにしておく

ことが大切となります。

例えば、

今の可動域が100として、

その中で自分の筋力で

コントロールできるのが

80までとします。

すると80を超える力がかかったら

ケガをするリスクが高くなります。

それを100にするには、

動的なストレッチを入れたり、

可動域を大きく使った筋トレが

必要となります。

それを、

「柔らかい方がいいから!」と

静的なストレッチをして、

可動域を120にすると

どうなりそうでしょうか?

コントロールできない範囲が広がり

リスクを増やすことにつながります。

ーーーーーー

ということで、

身体のことを考えれば、

無理に開脚ができるように

なる必要はない、ということです。

ただ、

自信をつけたい!

どうしても柔らかくしたい!

という方もいらっしゃいます。

そのような場合は、

しっかりリスクをお話する必要はありますし、

ストレッチも大事ですが、

筋力をつけることも必要ですよ〜と

お伝えすることも

忘れないようにしましょう!

今回もお読みいただきありがとうございました!

毎日頑張るあなたに

ヤッターヤッターイェーイd(^_^o)

 

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