痛みの原因を突き止めるための解剖学

もし3日くらい高熱が出たらお医者さんに行きますよね?

診察室に入って
Dr.「どうしましたか?」
私「3日くらい熱が下がらないんです」
Dr.「そうですか、風邪ですね。薬出しますね」

さすがにこんなお医者さんはいないと思いますが、
もしこんなやりとりがあったとすると、
あなたはこのお医者さんを信用できますか?

僕はできません(笑)
どんな薬を出されたかもわからない、
飲んでも治るかわからない、
こんなに怖いことはありません。

「熱が出ている」というのは症状であって、
その原因を突き止めて、
それにアプローチすることが治る、につながります。

各種検査(血液、レントゲン、問診など)が必要で、
その結果を元に診断を出します。

例えばその診断が細菌感染であれば、
対症療法としては、熱に対して解熱剤を出し、
原因療法として、抗生物質を出す。
ということになります。

これを色々な場面に当てはめるとこんな感じです。
「腰が痛いんです」というお客様に対して、

運動指導者「では腹筋をやりましょう」
運動指導者「では痛くないことだけやりましょう」
リラクゼーション施術者「では腰をゆるめましょう」

これでは「原因」にアプローチしていません。

さまざまな理由がありますが、
「痛い」と相談されたからには
何か良くなる方法を提案したいと思いませんか?

そのためには、
①本来あるべき姿を知っている
②それとどう違うのかをチェックする方法を知っている
③そこで見つかったギャップを埋める方法を伝えられる

それぞれに
①が解剖学や生理学などの体の知識
②が触ったり感じたり聴いたり、各種検査法
③エクササイズ、ストレッチ、施術など
が必要となります。

しかも自分を頼ってきてくださった大切な方の体です。
知識のインプットは続けていきましょう!

今回も読んでいただきありがとうございました!

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