保護者目線(私自身が年長と年少の父です)と、指導者目線が欲しいとご相談をいただきました。
お子様が通っているこども園で運動会の練習をしていたところ、
できなかった子は罰ゲーム、ということになり、
その罰ゲームはできた子に決めさせたそうです。
ご相談をいただいた保護者様のお子様は、その場で大泣きをしてしまった、
と帰って聞いたとのことでした。
これはできないことが悪いことで、
できた子はできない子に命令してもいいことになる、
それがいじめの始まりにならないか、
というご心配。
そして担任の先生にお伝えしてもいいものでしょうか?
という内容でした。
保護者としてはごもっともな感情です。
私が保護者だとしても、同じことを思うと思います。
ただ心配なのはお子さんの運動会だけではなく、今後の園での生活や先生との関係。
ここに悪影響が出るのは避けたい。
だからご相談をいただいたんだと思います。
そこで、私はこうお伝えしました。
感じたことは伝えてもいいと思いますが、
先生がどう考えて一連の流れにしたのかは、まず確認しましょう、と。
指導者目線から考えると、「できるようにさせてあげたい!」が強すぎて、
手段を間違えた可能性があるからです。
なので、
「クレームという形ではなく事実確認をした上で、
保護者としてはこうして欲しかったけど、先生はどうお考えですか?」
と聞いてみてはどうでしょうか。とお伝えしました。
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翌日、担任の先生と話ができたそうです。
やはり「運動会でやるのでどうしてもできるようにさせたかった」
ということだったようです。
保護者様は丁寧にお気持ちを伝えられ、
先生も気不味そうにすみませんでしたとおっしゃっていたそうです。
「今回は間違っていたことに気づいて、さらに良い先生になってもらえたら嬉しい」
と私にはおっしゃっていました。
そうなんです。
みんな子どもにとってプラスになることをきっと考えています。
手段を間違えたら、認めて直せばいいんです。
保護者様だって、伝える手段を間違えたらモンスターになってしまう。
それは誰も幸せにならないですよね。
気持ちを沈めるワンクッションとして、
ご相談いただけたことがとても嬉しかった、というお話でした。
※後日談として、当日は笑顔いっぱいで無事に終わったとご報告をいただきました^^
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