「できた!」を引き出すうごキッズ教室

ヨッシーが考える子どもと運動について

出典:発達障害のキホン

五感というと、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚ですが、最後の二つは運動とは別ですね。ここに、前庭覚と固有覚(固有感覚)というものが入ります。
僕が運動プログラムを考えるときのベースになっているのがこの感覚統合です。

感覚というのは、脳に自分の外側がどうなっているかの情報を伝えるセンサーです。
・視覚:見えているもの
・聴覚:聞こえているもの
・触覚:触っているもの
・前庭覚:揺れ、傾き、バランスを知る感覚
・固有覚:力の加減や自分の体がどうなっているか知る感覚

人間なら誰でもこのセンサーを使って外の情報をインプットし、体を動かすというアウトプットをしています。センサーがうまく機能して、図のように段階を経て積み上げながら成長して行くことで、上手なアウトプット=体を思い通りに動かすことができるようになります。

これを運動に取り入れることで、注意力が上がったり、視界が広くなったり、音への反応が良くなったり、ボディーイメージができたり、バランスが良くなったり・・・

僕は仕事で発達障害の子どもに運動指導することがありますが、どこかが未発達だったり、これを統合することが難しい子がいます。そのため刺激を入れてあげるような運動が必要になります。

ではこれを運動にどう取り入れるのか。

それはまた次回お伝えしましょう。

 

詳しい理論を知りたい方は、こちらのサイトの説明がわかりやすいのでご覧ください。

https://h-navi.jp/column/article/35025964

https://h-navi.jp/teaching/professional_articles/100004

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高校生以上

スポーツトレーナー

吉田 大祐

吉田 大祐

NPO法人ソーシャルグッド 理事 スポーツトレーナー 1981(昭和56)年生まれ 東京都荒川区出身 駒澤大学文学部心理学科卒業 ヒューマンアカデミースポーツトレーナー専攻卒業 2002年よりトレーナー活動を開始。 [詳細]