「できた!」を引き出すうごキッズ教室

ヨッシーが考える子どもと運動について

人は自分の外側から様々な情報を集めています。そしてそれを元に自分の行動を決めていきます。
視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚・・・俗にいう五感というものです。

ではその中で視覚(眼)からインプットする情報量は、全体の何パーセントくらいだと思いますか?

諸説ありますが、8〜9割という見解が多いようです。
その証拠に、眼を閉じるとおそらく何もできなくなってしまいますよね。
立っていたらフラフラしてバランスが取れなくなることもあると思います。
それくらいたくさんの情報を眼から得ているということです。

これはスポーツでも同じです。例えば相手の動きに合わせて動く、ボールが来た方向に動く、状況を確認する・・・などなど。このような場面、たくさんありますよね?

そこで眼で見てスタートする、反応する、動くトレーニングは有効です。
そこで「判断」の要素を入れるとさらに効果的です。例えば「右手をあげたら右にスタート、左手をあげたら左にスタート」という具合に決めておくと、反応して判断して動く、というトレーニングになります。
さらにその合図を上下左右にして動きを4方向に動く、とすると難しくなりますね。

スポーツに限らず、日常生活では正面から相手が来たら避ける、物が落ちて来たら避ける、果ては信号が青になったから進む、というのも視覚から反応するという流れです。

視覚からの刺激はバリエーションがたくさん作れるので、楽しみながら運動に応用できます^^

down

コメントする




高校生以上

スポーツトレーナー

吉田 大祐

吉田 大祐

NPO法人ソーシャルグッド 理事 スポーツトレーナー 1981(昭和56)年生まれ 東京都荒川区出身 駒澤大学文学部心理学科卒業 ヒューマンアカデミースポーツトレーナー専攻卒業 2002年よりトレーナー活動を開始。 [詳細]