機能解剖学を学ぶとどう使えるんですか?
と聞かれることがあります。
この学問は、
【体の設計図=本来あるべき姿】
を教えてくれます。
どこにどんな骨と筋肉があって、その筋肉が縮むと骨(体)がどう動くか、を学ぶ感じですね。
ただ、これだけでは知識のみ。まだ役に立ちません。
実は解剖学は、実際の悩みと組み合わせることで効果を発揮します。
悩みを改善するために必要なのは、
①設計図を知っていること
②何が設計図と違うのかを調べること
③その違いを改善するための方法
となります。
ということは、設計図を知っていなければ、何を根拠に悩みを改善していくかを考えることができないということになります。
例えば、「体を柔らかくしたい」というお客様がいたとします。
結構多いオーダーです。
①前屈を柔らかく保つためにはどこが柔らかくあるべきなのか、を知っておく
②前屈をしてどこが硬いのかチェック
③硬かった部分をストレッチ
解決策を考えるため材料が①の部分。
ここが解剖学となるのがおわかりいただけますでしょうか?
そして③で効果的なストレッチをするためにも、筋肉の位置や関節の角度が重要になります。
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というように、解剖学は学んだから、それだけで何かができるわけではない。
実際の悩みと組み合わせて学ぶことで、吸収力も上がり、すぐに使える知識となるのです。
・痛みやケガの原因は?
・姿勢を良くするには?
・動作を分析するには?
・より効く筋トレ方法は?
・より伸びるストレッチ方法は?
これらには全て解剖学が役立ちますよ。
ご興味のある方はぜひyoutubeや本屋さんでご覧になってみてください^^
僕が担当させていただいた講義の動画にご興味あればご覧ください!
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