頭を振って歩く少年の痛みを触らずに軽減できました!

知り合いのサッカーチーム指導者さんから「うちの選手(小6)が、脚が痛いと言っているので見てほしい」ということで、見させていただきました。

そんなにたくさん走ったわけではないのに、膝の前側と足の裏が痛いとのこと。

 

前ももと脚の付け根はガチガチ。これが膝の前側の痛みの原因と考えました。

足の裏もアーチの筋肉がそれほど張っているわけではないのに何となく痛いとのこと。

 

ほぅほぅ。

 

そこでちょっと歩いてもらいました。すると肩と頭を横に振りながら歩くのです。

その場にいたお母さんもビックリするくらい(笑)

 

右脚に体重が乗ったときは右へ。左脚に乗ったときは左へ。

 

【これだ!】

 

ただ、今までの私だったら、「頭が左右に揺れてるから動かさないように歩いてみて」と言っていたと思います。

しかし、この1年で学んだことがピンときました。

 

揺れているには原因があるので、そこにアプローチする必要がある。

 

そこで、耳を中心に頭や顔を触ってもらいました。

するとなんと頭を揺らさずに歩けたんです!

 

ドンピシャ!

 

本人もお母さんもビックリ(笑)

 

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三半規管がうまく使えない

バランスをとるのに必要な情報が足りない

筋力でバランスを取ろうとする

ももと足裏の筋肉が必要以上に疲労する

 

という流れと考えました。

 

こういう時ストレッチだけをやっても、また疲労するような動きをやってしまうので、なかなか筋肉は緩んできません。

原因を追求し、そこにアプローチする。

 

この選手、チームではスピードもパワーも一番とのこと。

ただ、動きがぎこちないことも多いそうなので、バランスを取ることが楽にできるようになったら伸び代しかない!

 

将来が楽しみです♪

 

学んだことが誰かの役に立ったのが嬉しい瞬間でした^^

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