ダンベルだんべーヽ(´▽`)/
運動を通して人・まち・世界を変える
スポーツトレーナーの吉田大祐です!
ヨガやピラティスの先生を中心に
大好評の無料相談会をやっています。
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その中でいただいた質問。
「ダウンドッグや手をつくポーズで
肘が伸び切りすぎてしまって
痛いのですがどうすればいいですか?」
これは女性に見られることの多い
お悩みです。
回答をシェアしていきましょう!
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肘は「カチッ」と伸ばし切った時に
真っ直ぐになるのが
正常な可動域(動く範囲)です。
ただ、その範囲を超えてさらに
伸び切って逆に曲がってしまう
方がいらっしゃいます。
肘を伸ばすことを
伸展(しんてん)といいますが、
逆に曲がってしまうことを
過伸展(かしんてん)と言います。
反張肘ともいいます。
この状態で手を床について
体重をかけると
肘にとても大きな負担が
かかることになります。
この時に何が起こっているか?
①肘を伸ばす筋肉が働きすぎている
②肘を曲げる筋肉が働いていない
③関節の角度を脳が把握していない
主にこの三つです。
それぞれを解決する方法をお伝えします。
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①肘を伸ばす筋肉が働きすぎている
↓
肘を伸ばす筋肉は二の腕の筋肉=上腕三頭筋
この筋肉が働くと、
肘を伸ばす、腕を身体の後ろに下げる、
という二つの動作が主に起こります。
そこでこの働きを抑えるために、
反対の動きをやればストレッチになります。
肘を曲げて、腕を前に挙げる
というポーズになります。
反対の手を肘に添えて、
頭の後ろの方に引っ張ってあげると
さらに伸びますね^^
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②肘を曲げる筋肉が働いていない
↓
肘を曲げる筋肉は、
力こぶの筋肉=上腕二頭筋です。
伸び切ってしまうのだから、
伸びきらないように
適度に曲げておく力が必要です。
これを鍛えるには、
手の平を前向きにして、
重りを手に持って、
肘を曲げる「アームカール」
という種目を行います。
「肘が伸びきらないように」
を考えると、伸び切る直前まで
しっかり力を出しながら
動きや速さをコントロールするのが
ポイントですね。
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③関節の角度を脳が把握していない
↓
関節の動くままに
伸び切りすぎてしまう角度を
脳が覚えている可能性があります。
それを修正するために、
正しい角度を脳に教育します。
脳は、関節がどうなっているかを
感じるセンサー(固有受容器といいます)
から入ってきた情報を元に、
「関節の角度はこれくらいにしなさい!」
という指令を筋肉に送ります。
筋肉が上手く動くと関節の角度を
コントロールできることになります。
この一連の流れを刺激するのに
「振動」や「圧迫の力」が有効です。
肘を伸びきる直前の状態(正しい角度)で
手を壁について、
そのまま体重を少しかける。
その手の部分に
タオルを分厚く小さく折って入れ、
肘の角度は正しく保ったままで
上下左右に小さく動かす(振動させる)。
こんなことをすると、
脳が正しい角度を覚えられます。
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ちょっとテクニカルなことが
入ったので長くなってしまいました^^;
もし「よくわからないよー」
と言う方は、遠慮なく聞いてください(笑)
そしてこんなご質問やお悩みがある方は、
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今回もお読みいただきありがとうございました!
毎日頑張るあなたに
ヤッターヤッターイェーイd(^_^o)
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