「そう言うとそうなる」の法則

「言葉は大事」というのはどなたでも一度は聞いたことがあると思います。

”言霊”なんて言葉もあるくらいです。
できるだけポジティブな言葉を使いたいですよね。

ただスポーツや運動指導の現場では、なかなか難しいようです。

例えば私は野球をやっていました。
その現場で必ずと言っていいほど言われる言葉。

高めに投げられた投手のボールは、伸びてきて空振りすることが多いんです。
そこでこの一言。

「高めを打つな!」

そして、しっかり高めを振って三振、ベンチで怒られる。
これ、少年野球あるあるだと思いますがいかがでしょうか?(笑)

ただ、この結果は声をかけた大人にも責任があります。

この言葉は「高め」という言葉を否定していますが、
逆に「高めを意識させてしまう」言葉になっていませんか?

ということは、

「低めを狙えよ」

と言えばいいんです。

内容は同じなんですが、これならポジティブな言い方になります。

指導の現場でよく使ってしまうのは、
やってほしくない言葉を言ってしまうこと。
すると禁止や否定ばかりでネガティブな空気になります。

そうではなく、やってほしいことを言うのが大人の役割です。

廊下を走るな!というと走る。
廊下は歩こう。でいきましょう。

もう一つの例え話。

「鼻の短い象を想像してください」

できましたよね?

では、

「鼻が長い象は想像しないでください」

おそらく無理でしょう。
先ほどよりも鼻が長い象が出てきませんか?

これは思考も同じです。

「タンスの角に小指ぶつけそうだな〜」

と思うとぶつけるんです(笑)

そう言うとそうなる、そう思うとそうなる

「思考は現実化する」と言われます。
逆を言えば、思い描いたことしか現実にはできないと言うこと。

私は、運動を通して人・まち・世界を変える!

必ずやります!

今回も読んでいただきありがとうございました!

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