子どものケガについて知るのは大人の責任

子どもの運動やスポーツに関わるのであれば、
強く・うまくすることも大切ですが、
一番大切なのは安全に運営していくことでしょう。

ケガをしないように配慮することはもちろん、
万が一ケガが出てしまった際にしっかり対応できることが必要です。

ケガには大きく分けて
・急性外傷
・慢性障害
と二つあります。

急性外傷は、一度の外力で受けたケガのことで、
捻挫、脱臼、骨折、脳震盪、創傷(キズ)などのことです

これらには「応急処置」の知識が必要となります。

そして落ち着いたら「リハビリ」を行って日常生活→競技復帰となります。

一方の慢性障害は、日々積み重なった疲労や、
バランスの悪い姿勢や誤ったフォームによって
同じ場所を使いすぎた結果、どこかに負担がかかって起こります。

その結果、疲労骨折や繰り返し痛みが出る(再発)ことにつながります。

これを防ぐには、原因を分析して、それに対応する必要があります。

競技の特性を知ること、練習量の調節、動作の分析、フォームの改善などが対応方法です。

どちらも、子どもの運動やスポーツに関わる大人が知っておくことは必須です。

たまに子どもの指導の場で、

「休んだらレギュラーじゃなくなるぞ」
「少し痛いくらいで休むな」

と言って休ませない指導者を見かけます。

これはあまり感心できません。

また休ませて「痛みがなくなったらやりなさい」ということもあります。

これでは原因を解決していないので、また同じことになるのは目に見えています。

まだまだ地域のクラブチームやスポーツ少年団あたりでは
このような場面が見られるようです。

ケガについて知るためにもやはり解剖学が必要になってきます。

子ども達が安全に楽しく運動やスポーツができるように、
大人がしっかり学んでいきたいですね!

今回も読んでいただきありがとうございました!

LINE公式アカウントの「友だち追加」はこちらから!
友だち追加

コメント

タイトルとURLをコピーしました