子どもの体作りに「さんま」が足りていない

魚のさんまではなく(笑)

体力づくりをするにあたり、
「三つの”ま”」がなくなっていると言われています。
“ま”=間 です。

①「空間」

遊ぶ場所がなくなっています。

また公園でも危険・管理が難しいなどの理由で、
遊具のバリエーションが減っています。

その結果、昔見られた地球儀、ジャングルジムなどがなくなり、
どの公園に行ってもある遊具は同じ。

厳しい所だと、近所迷惑になるため
ボール遊びが「禁止」というところもあるとか。

これでは運動体験の幅は広がりにくいですよね。

②「時間」

物騒な世の中になったため、
大人が一緒にいないと公園に行けないのですが、
両親が共働きなどで、大人に時間がありません。

よって親子で遊ぶ時間もなかなか取りづらくなります。

子どもも各曜日に習い事が多く入っていて、
体を動かす時間が体育以外では少ないです。

場所によっては、徒歩ではなく移動を車でしてしまうため、
体を動かしている時間が、一昔前に比べ圧倒的に減っています。

③「仲間」

友達がいないという意味ではなく、
友達が習い事に行ってしまい一緒に遊べないこともあります。

また公園に行ってもゲームをしているという様子も見えます。

キャッチボールは一人ではできません。

誰かと何かをする、遊びがないとつまらないですし、
知らない子と関わる機会もありません。

よって次からの運動機会減少につながります。

 

この三つを解決するためには、複合的な取り組みが必要です。

少しずつ運動機会や運動量が減少してきた背景には、
文化や生活が変わってきたことが関わっています。

総合型地域スポーツクラブのような団体はもちろん必要ですが、
スポーツや運動は仕事になりにくいというイメージや現状もあります。

街ごと(ひいては国ごと)の取り組みで解決する必要があります。

将来的にはスポーツが文化になった「スポーツタウン」を作って、
自分らしく元気に、子どもからシニアまでが過ごせる・・・
そんな街づくりに関わっていきたいと考えています!

今回も読んでいただきありがとうございました!

LINE公式アカウントの「友だち追加」はこちらから!
友だち追加

コメント

タイトルとURLをコピーしました