「できた!」を引き出すうごキッズ教室

ヨッシーが考える子どもと運動について

前回は視覚を刺激することが反応を良くする、という記事を書きました。
今回は正しい体と頭をつなげる、というお話です。

ヨッシーは写真のようなラダー(縄ばしご)や輪っかを使って運動してもらいます。
「はしごと輪っかの中に足を入れてね」

と言って色々なステップを踏んでもらいます。するとどうなるか?

・慎重になってスピードが遅くなる
・つま先から着地する
・手が動かなくなる

眼で見て「ここにラダーと輪っかがある」と認識して、それを踏まないようにして出る反応です。これはなんとなく想像できますよね。物があることで普段できることが出来なくなったりします。

そしてもう一つ、

ラダーや輪っかを踏む

ということが起こります。踏まないようにしているのに、です。なぜでしょうか?

これは自分が頭で考えている足の動きと、実際の動きにギャップがあるということです。
どう動かせば踏まないか、どう動かしているから踏んでいるのか、自分の動きがどうなっているのか、主観と客観を重ね合わせてこのギャップを埋めていくことが大切です。

「思い通りに体を動かせない」ことがケガにつながる、ぎこちない動きになる、パフォーマンスが上がらない、につながります。

繰り返しながら、自分の体と対話する機会を作っていきます。そして出来たときは思いっきり一緒に喜びましょう♪

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高校生以上

スポーツトレーナー

吉田 大祐

吉田 大祐

NPO法人ソーシャルグッド 理事 スポーツトレーナー 1981(昭和56)年生まれ 東京都荒川区出身 駒澤大学文学部心理学科卒業 ヒューマンアカデミースポーツトレーナー専攻卒業 2002年よりトレーナー活動を開始。 [詳細]